転職のための自己PRの書き方

転職回数が多い

転職回数が多いという人は、職種や業種に一貫性がないという人と同様に、採用担当者がこの会社に入社しても、少し嫌なことがあれば、またすぐに辞めてしまうのではないかと懸念する可能性があります。

 

転職動機やキャリアビジョンに一貫性がないと、当然ながらそうした懸念は更に強まるでしょう。今までの経験から貢献できること、自分のキャリアビジョンと応募する企業の業務が一致していることなどを、しっかり伝えなければなりません。

 

  1. 入社してから人間関係などに問題があるのではないかと心配されることもあるので、良好な人間関係を構築できることもアピールし、今後の活躍をイメージさせるようしたいものです。
  2. 転職回数が多いことを自分でも気にし過ぎてネガティブに捉えると、いい自己PRをするのは極めて難しいでしょう。転職回数の多さは、むしろプラスになる!というように伝えなければなりません。派遣社員やアルバイトなど有期雇用で働いていた場合は、たとえ転職回数が多くても、それが契約満了に伴うものなら必ずしもマイナスに評価されることもありません。
  3. 正社員の場合なら、やはり採用担当者が納得できる理由が求められるでしょう。正当な理由があればあまり問題にならないかもしれませんが、自分の態度の甘さが原因で結局転職の回数が増えてしまったというような人の場合は、まずはしっかり反省すべき点を反省した方がいいでしょう。そうした反省の気持ちを示すことも必要かもしれません。

外せないポイントは、前向きな志望動機、組織適応力などで、ある程度は過去の転職にも一貫性を持たせる工夫をしたいものです。現在の職種から同職種へ転職する人の場合は、基本的に、短期間で戦力として活躍することが期待されて中途採用されるので、通常は結構歓迎されることが多くなります。

 

しかし、前職でできなかったことがこの企業ではできる、というような採用担当者が納得できる理由は必要です。単に経験があるからというだけでは歓迎されるわけがありません。同職種に敢えて転職しようというのですから、転職動機には相当説得力が必要です。

 


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