転職のための自己PRの書き方

中高年

次は中高年の人の転職についてです。中高年の人のアピールポイントの中心はマネジメント実績でしょう。こうしたPRでは、管理能力を伝える為のエピソードもいいですが、具体的な数値ということで、部下の人数、プロジェクトで企業に与えた貢献度などを併せて記載するようにした方がいいでしょう。

 

管理職としての補充募集なら、応募職種に関する実務経験と、指導力や統制力は特にアピールしなければなりません。新規事業での管理職ということなら、実務経験だけではなく、過去の新事業を構築した実績や手段、方法を強調することになります。

 

いずれにおいても、管理職経験は絶対強調する必要があるでしょう。

 

逆に非管理職として応募するなら、管理経験の強調は、適さない人材と判断されてしまう可能性も出てくるので、その際は実務能力の方をアピールした方がいいでしょう。ベテランではあっても、新しい環境にしっかり馴染んでいくという姿勢をアピールしたいものです。

 

もともと管理職経験のある中高年者は、過去実績、評価を強調しすぎる傾向もあるようです。しかし、採用担当者が期待するのは、その経験を自社でどのように生かせるかです。また、転職先の企業では新入であることを認識して、謙虚な姿勢でいることも気をつけたいところです。

 

役職に就いた経験がない人でも、職務経験を振り返れば、先輩として新入社員の指導やOJTなどでの指導経験はあると思います。求められる能力に共通している経験があるということをアピールしましょう。

 


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